飛騨・北陸を回って京都へ(2) 白川郷の合掌造りと、五箇山の塩硝

連載
飛騨・北陸を回って京都へ 第2話/全2話

2日目は、出発の前に「宮川朝市」をのぞいてから、岐阜県の白川郷へ向かいました。京都を目指しているはずなのに、北へ向かっています。

宮川朝市 朝市の野菜

お昼は白川郷でお蕎麦を食べました。これが、この旅で一番の驚きでした。蕎麦どころでもない所で、ここ最近食べたなかで一番おいしいお蕎麦に出会うとは思っていませんでした。

白川郷のお蕎麦 お蕎麦屋さんの座敷 茅葺きの鐘楼

午後は、合掌造りの家を移して集めた民家園を見て回りました。

水車小屋 合掌造りの家 合掌造りの家

中に入ると、屋根裏が何層にもなっていて、昔の道具が並んでいます。茅葺きの大屋根を支える木組みを、下から見上げることができます。

屋根裏の道具 大屋根を支える木組み 白川郷に現存する最も古い民家

「白川郷に現存する最も古い民家」という札のある家もありました。説明によると、ここから3kmほど離れた白川村の島という所から移した山下陽朗家の主屋で、合掌造りの多くは19世紀の建物ですが、この家は18世紀(江戸時代の中ごろ)に建てられた、珍しい古い例だそうです。

稲架小屋 紅葉の始まった合掌造り

そのあとは、富山県の五箇山へ足をのばしました。白川郷よりも小さな集落です。

五箇山の集落 五箇山の合掌造り 水路と合掌造り

ここでは「塩硝の館」で、火薬の原料の塩硝を作っていた工程を見学しました。

塩硝の館 五箇山塩硝のおこり

館の説明によると、四百年ほど前から、加賀藩の支配下にあった五箇山では、火薬の原料である塩硝づくりが盛んに行われていました。山深い秘境は、幕府の目をのがれる塩硝製造の立地条件として好都合だったらしく、素朴な手法の塩硝づくりは明治の初めまで続けられたそうです。

積み込み 灰汁煮 上煮塩硝づくり 五箇山の養蚕

帰りに上から集落を眺めて、もう一度白川郷へ戻りました。

上から見た五箇山の集落

夕方、近くの山の上から白川郷を見下ろしました。合掌造りの家が並ぶ集落が、紅葉が始まった山に囲まれて、絵本のような景色でした。

山の上から見た白川郷 山の上から見た白川郷 荻町城跡

盛りだくさんの一日でした。ここから福井県に向かいます。あれ? 京都から離れてる? 大丈夫?

この日の宿は、福井県の「勝山温泉センター水芭蕉」。夕食付きで12,180円、全国旅行支援で実質6,098円でした。

夕食のソースカツ丼