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ロンドンから湖水地方、エジンバラへ(4) ヒルトップの家とホークスヘッドの原画

連載
ロンドンから湖水地方、エジンバラへ 第4話/全4話
#イギリス #飛行機 #車 #鉄道

5月7日の午後は、ニア・ソーリー村のヒルトップへ。ビアトリクス・ポターが1905年に、最初の絵本の収益で買った農場の家です。『ピーターラビットのおはなし』の出版が1902年ですから、39歳のときです。ナショナル・トラストによると、古い農家を増築して、選んだアンティークで家具をそろえたそうです。

ヒルトップの近くの白い建物

家具は当時のままだそうで、机に向かう姿を想像しながら、ピーターラビットの世界を歩きます。

暖炉の部屋 暖炉と糸車 天蓋つきのベッド

ドールハウスがありました。中までとてもていねいに作られています。

ドールハウス ドールハウスの窓の中

壁にはいろいろな花がつたっていて、外から見ても中から見ても、素敵な家です。窓から外をのぞいたら、ベンチに素敵なご夫婦がいました。

窓から見たご夫婦 窓 ヒルトップの近くの風景 葉の上の雨粒

ホークスヘッドで原画を見る

翌5月8日の朝11時ごろ、ホークスヘッドのビアトリクス・ポター・ギャラリーへ。旦那さんのウィリアム・ヒーリスの弁護士事務所だった建物で、スケッチや水彩の原画を展示しています。

ギャラリーの建物 展示室 絵の具箱 リスの原画 事務所の机 棚の古い本 窓辺の机

少し退色しているのかもしれませんが、やさしい色合いと精密さがいいですね。デッサンもたくさんあって、かわいいだけではなく、しっかりした観察があっての絵なのだとわかります。この建物は、今は古本屋になっているそうです。原画を見られたのは、いい時期でした。

ポターが守った風景

ポターが亡くなった1943年には、4,000エーカーの土地と15の農場とコテージ、ハードウィック種の羊の群れがナショナル・トラストに遺されました。

走っていると、その徹底ぶりがわかります。信号機は工事の片側通行のところにしかなく、カーブミラーも私設のものがごくわずか。コンビニも街灯も無く、ネオンなんてとんでもない。お店は限られた範囲に集まっていて、それもかなり控えめです。

この年になると、こういう風景はたまらなく落ち着くのですが、ここで生まれた若い人たちはどう感じているのか、少し気になりました。

次回は、ワーズワースをたずねて、ジンジャーブレッドを食べます。