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ロンドンから湖水地方、エジンバラへ(1) 成田を発って大英博物館、そしてロイヤル・ソサエティの講演

連載
ロンドンから湖水地方、エジンバラへ 第1話/全1話
#イギリス #飛行機 #車 #鉄道

2019年のゴールデンウィークは、イギリスです。国際交流基金の招きで、ロンドンのロイヤル・ソサエティでお弁当について講演し、バーミンガムでワークショップをすることになりました。せっかくなので、終わったらレンタカーで湖水地方からエジンバラまで北上することにしました。前回のイギリスの旅はコッツウォルズまでで、その先の湖水地方はずっと宿題になっていたのです。

成田からクアラルンプール経由で

5月1日の夕方に車で家を出て、成田空港には18時半ごろ。出発までの時間は、ラウンジでまずはビールです。プラチナカードのサービスで無料でもらったプライオリティ・パスで入れるラウンジで、ビールも無料。ありがたいですね。

成田のラウンジでビール

マレーシア航空のMH71便で、21時40分発のクアラルンプール行き。席はエコノミーです。

MH71便の搭乗券

5,400kmほどを8時間で、クアラルンプールには夜明け前に着きました。乗り継ぎは6時間ほど。ここでもプライオリティ・パスでラウンジに入れます。もちろん無料です。

クアラルンプールのラウンジ ラウンジから見たターミナル

ここからロンドンまでは、さらに10,600kmを14時間。

クアラルンプールのマレーシア航空機

ヒースロー空港に着いたのは5月2日の夕方で、入国の列を抜けると17時45分を回っていました。

入国審査へ ヒースロー空港

虹と、雨上がりのトラファルガー広場

国際交流基金が手配してくれたタクシーの運転手さんが、名前のボードを持って待っていてくれました。走りだしたら、さっそく虹のお出迎えです。幸先がいいですね。

ヒースローからの道で見た虹 郊外の町並み

ロンドンの中心に入ると、雨上がりで路面がぬれています。赤い電話ボックス、ウェリントン・アーチ、二階建てバス。車窓に次々と、いかにもロンドンという景色が流れていきます。19時半ごろには、トラファルガー広場の前を通りました。

赤い電話ボックス ウェリントン・アーチ 二階建てバス トラファルガー広場のナショナル・ギャラリー

宿は、国際交流基金が講師にいつも使っているというベッドフォード・ホテル。大英博物館まで歩いて5分です。朝食つきでツイン138ポンドでした。夕食は21時半ごろから。ビールを飲みながらいろいろ食べましたが、なかでもイカのサラダがおいしかったです。

夜の通り 赤いポスト イカのサラダ

大英博物館

夜はサイレンがよく聞こえたのですが、朝になるとすっかり静かで、カーテンを開けたら、思いがけず立派な中庭が広がっていました。

ホテルの部屋から見た中庭

講演は5月3日の夜なので、昼間は大英博物館へ。来たのは何十年ぶりかです。前回回りきれなかったところから、と思っていたのですが、やっぱりエジプトのコーナーに吸い寄せられます。

大英博物館 エジプトのコーナー 16時すぎの大英博物館

アクセサリーのコーナーでは、よく見たら飾りがタマムシでした。

タマムシのアクセサリー

ショップもお昼もおしゃれになっていて、以前の印象とはずいぶん違います。フィッシュ&チップスまで、このとおりです。

ショップ おしゃれなフィッシュ&チップス サラダ

ロイヤル・ソサエティの講演

会場は、カールトン・ハウス・テラスのロイヤル・ソサエティ。アイザック・ニュートンが1703年から1727年まで会長を務めた、あの学会です。建物にはニュートンの『プリンキピア』の初版本や木活字が展示されていて、びっくりしました。理系がまったくだめな私が、こんなところで話してよかったのでしょうか。

講演の告知

題は「A Visual Feast - The Culinary Microcosm of the Japanese Lunch Box」。主催は国際交流基金のロンドン事務所で、バーミンガムのフラットパック映画祭との連携企画です。会場はロイヤル・ソサエティのダイニングルーム。告知では、駅弁や漆器のお弁当と並べて、キャラ弁が大きく紹介されていました。17時にホテルに迎えの方が来てくださって、荷物を全部持ってタクシーで会場へ。18時30分からで、通訳つき、一人で70分のトークです。180席が予約で満席になり、キャンセル待ちまで出たそうです。

満席の会場

男性のお客さんも多く、質問もかなり踏み込んだものでした。話すのは苦手でドキドキしましたが、スライドと通訳さんに助けられて、なんとか終了。終わってからも、たくさんの方に声をかけていただきました。

講演のあと カールトン・ハウス・テラスの入り口

ユーストン駅の騒ぎ

ほっとする間もなく、その晩のうちにバーミンガムへ移動です。翌日からのワークショップがあるので、あわててユーストン駅へ向かいました。

ところが、駅の様子がおかしいのです。列車のキャンセルが続いているようで、掲示板の前に人が集まってざわざわしています。バーミンガム行きはこれが最終になりそうで、みんなが殺到すれば予約席どころではなくなるかもしれない、という恐ろしい話まで聞こえてきました。

列車の掲示板

夕食を買おうにも、カフェはがらがらで開店休業の様子です。

がらがらのカフェ

切符は21時43分発の列車にしか乗れないものです。国際交流基金の方が騒然とする中でいろいろ調べてくださって、なんとか乗ることができました。168kmを走って、バーミンガム・ニューストリート駅には23時すぎ。映画祭の方が迎えに来てくださって、ホテルは駅のすぐ隣でした。

バーミンガム行きの列車

次回は、バーミンガムのワークショップと名物のバルチカレー、そしてレンタカーで北へ向かいます。