御柱(おんばしら:樽酒):豊島屋:長野県
今日のお酒は、その名も「御柱」の樽酒です。
御柱街道には、本当にたくさんの振る舞い酒があって、おたべは振舞われたお酒を歩きながら飲んでは、次の振る舞い酒とつぎつぎといただきました。
この「御柱」もそのひとつです。鏡開きされていて、ひしゃくで紙コップにくんでいただきます。
これもいいです。
もっとも、ここに来る前にかなり飲んでいる上に、やはり振る舞い酒をなさっていた診療所の前で、そこのお医者さんに、1合枡の隅に塩を軽く盛り、なみなみと注いだお酒をくーっと一気飲みするのが一番うまい、とお聞きして、試したりしていたので、ここではかなり出来上がってます。正直味を良く覚えていません。
紙コップになみなみと注いで、木落しの場所に向かって行きます。木落し会場では、急斜面を下るので、木落しならぬおたべ落としにならないように注意しなければ。
醸造元の豊島屋は慶応3年(1867年)創業。最初は、生糸の販売業で、明治8年 (1875年 )に醤油醸造開始、明治24年 (1891年 )清酒醸造を開始。 いまでは、ガソリンスタンドや中古車販売、LPガス販売から無線機の販売まで、手広く手がけている会社です。
主要銘柄は、どちらかといえば「神渡」なのかな。でも「御柱」も豊島屋の登録商標ですから、力を入れているのでしょう。それにしても、よく登録できましたね。
今度は、よっていないときに、「神渡」と比べながら、じっくり飲みたいですね。
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