緑 吟醸:緑川酒造:新潟県

今日のお酒は、緑川酒造の雪洞貯蔵酒「緑 吟醸」です。

雪洞貯蔵酒 緑 吟醸
飲んでみる


約0℃に保たれた雪洞で冬から秋になるまで貯蔵され、ゆっくり熟成されたお酒だそうで、なかなか買えない貴重品です。今回は、知人からいただきました。

氷で冷やせるガラスの酒器で、軽く冷やして、鯛の刺身を肴にいきます。
軽やかな香りと味、最初はちょっと物足りない感じはありますが、おいしいです。口の中に含んでいて見ると、香りや味が深まってくる感じがしたので、グラスに注いでちょっと待ってから飲んでみました。この方がよりおいしい気がします。氷で冷やすのは、冷やしすぎなのでしょう。井戸水ぐらいがいいのかな。

ことさらに吟醸香や味を主張するわけではない上品でけれんみのないお酒ですが、物足らなさを感ずる方もいるでしょうね。私的には、これはこれで好きです。

明治17年(1884年)創業。おいしいお米として名高い魚沼産コシヒカリの田んぼに囲まれているそうです。食べておいしいお米が、お酒造りに向くわけではないのですが、米どころときくと、やはりおいしいお酒ができそうですよね。

今度は、魚沼でコシヒカリの稲穂が波打つ田んぼをみながらやりたいですね。

醸造元:緑川酒造