福正宗(ふくまさむね):福光屋:石川県
今日のお酒は、石川県、福光屋の「福正宗」純米吟醸です。
実は、このお酒は4月19日に飲んでます。この日のつまみの鰤(ぶり)かまの塩焼きがすごく大きくて、1本のみ終わっても、まだたくさんあったのと、最初に飲んだ六十余州がいまひとつ合わなかったので、もう1本というわけです。
ぶりといえば、寒ぶり。寒ぶりといえば、北陸だ、というわけで、金沢のお酒です。4月だって言うのに、寒ぶりとは、酒飲みの理屈はいつものことですが、よくわかりません。
というわけで、封を開けるのももどかしく、飲みます。
あまり吟醸酒っぽくなないラベルで、ちょっと心配だったのですが、おいしい。さすが、純米吟醸酒です。口当たりよく、くいくいいけます。天然のぶりかまは、養殖物に比べると脂ののりが弱いので、いい感じに合います。
しかも、量もちょっとおおめの200ml。うれしいですね。
醸造元は、寛永2年(1625年)創業の老舗です。380年以上の歴史があるわけですね。金沢でももっとも古い蔵だそうです。ブランドとしては、10種もあり、「黒帯」のことは知っていました。
いろいろと新しいことにもチャレンジしているようで、老舗の地位に安住しないところもいいですね。醸造技術を応用して、化粧品まで作ってます。酒蔵の他事業というと、焼酎や地ビールといった酒類、醤油や酢などの醸造品が多いのですが、化粧品というのははじめてみました。びっくりですね。
金沢には、何回か行っていますが、福光屋には行っていません。今度、是非行ってみたいですね。
醸造元:福光屋(http://www.fukumitsuya.co.jp/)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません