会津ほまれ 佳撰:ほまれ酒造:福島県
今日のお酒は、「会津ほまれ 佳撰」です。
会津ほまれ 佳撰
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おたべの祖父は、毎晩晩酌していましたが、良く飲んでいたのが「会津ほまれ」です。当時は、等級制で、祖父が飲んでいたのは2級酒でしたから、おそらくこの「会津ほまれ 佳撰」クラスのものだったのだと思います。
祖父は千葉県で生まれて、ずっと千葉に住んでいたのですが、なぜか福島のこのお酒を良く飲んでいました。祖父の席の後ろに一升瓶があって、それを「ワンカップ大関」のグラスに入れて(つまりは1合)、冷で飲んでました。当人は、「おれは、1杯しか飲まない」(つまり、ワンカップ1杯なので1合)といっていましたが、なぜか1升=10合入っている(つまり10日もつはず)1升瓶は10日もたずになくなり、当時お酒を買いに行く係りだったおたべは、子供ごごろに「計算があわない」と思いながら、毎週買いにいっていたものでした。
さて、その「会津ほまれ 佳撰」。なかなかおいしいです。冷もいいし、ぬるめの燗もいい。なにより、なんとなく懐かしい感じがして、ほんわかとした気持ちになります。
近所の酒屋さんやスーパーではあまり見かけないのが難点ですが、酒蔵「旬」という蔵元直営の通販はがんばっているようです(おたべもここで買いました)。
蔵元は、大正7年(1918年)創業と、日本酒の蔵元としては、あたらしめ。それでも金賞受賞は8回を数えます。ラーメンで有名な喜多方の蔵です。
今度は、祖父のお墓まいりに行ったときに、墓前でしみじみと飲みたいですね。
醸造元:ほまれ酒造(http://www.aizuhomare.jp/)
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