ダイヤ菊 ニューカップ:諏訪大津屋本家酒造:長野県

今日のお酒は、ダイヤ菊 ニューカップです。

長野県諏訪地方で6年ごとに行われる奇祭、御柱祭りにやってきて、インターチェンジ近くのコンビニで購入しました(もちろん、飲んだのは、目的地についてからです)。

プラスチックのカップにアルミ箔のふた。いかにも安酒風ですが、意外に良かったです。ちょっと甘めですが、スムーズ。作りを割り切っていて、あまり欲張っていないのがいいのかな。

深夜に移動したので、飲んだのが午前1時ごろ、つまみはコンビニで買った柿の種で、ちょっとさびしかったので、もうちょっとちゃんと飲めばもっといいものなのかもしれません。

諏訪地方というとどうしても「真澄」がまず浮かんでしまうのですが、ダイヤ菊は、蓼科を創作の本拠地としていた小津安二郎監督が愛した酒ということで、ダイヤ菊を100本飲んだのに、脚本が間でできていない、なんて語ったというエピソードが残されているそうです。

醸造元は、諏訪インターのすぐそばにあって、享保2年(1717年)の創業。徳川吉宗のことです。老舗ですね。

今度は、東京物語なんか見ながら、じっくりやりたいですね。

醸造元:諏訪大津屋本家酒造(http://www.shopdaiya.jp/)