月の沙漠 – 勝浦から御宿へ

2010年5月7日、母の日のプレゼントを届けに行ったついでにちょっと南房総をドライブ。

タケノコで有名な大多喜を経由して、勝浦へ。

明治維新の際に、官軍の軍艦が難破し、それを漁民が助けた記念碑のある「官軍塚」を回って、有名な朝市が行われる通りへ。もうこの時間だと朝市はやっていませんが、初かつおが魚屋さんの店頭を飾っていました。でも、ちょっと小さい。もちろん、初かつおはそれほど大きくはないのですが、かつおは大きいほうがおいしい、と思い込んでいるので、パスです。

次は、童謡「月の沙漠」の作詞地として知られる、御宿へ。

まずは、江戸初期にスペイン国籍の船が難破し、やはり漁民が助けたことを記念碑する「日西墨三国交通発祥記念碑」へ。メキシコ大統領が来日した際、訪れたこともあるそうで、りっぱな塔がたっています。おたべは、千葉県人でこの話自体は知っていましたが、実際にここに来たのは初めてです。

このことが縁で、メキシコアカプルコと御宿は姉妹都市協定を結んでいるそうです。

海岸を走っていると、「月の沙漠記念像」を見つけました。らくだに揺られて沙漠をいく、王子様とお姫様です。そばには、「月の沙漠記念館」もたっています。

それにしても、御宿のそう広くない砂浜で沙漠を発想した作詞家の方のイマジネーション力はすごいものですね。

帰路、勝浦で見た初カツオが頭から離れず、実家近所の行きつけの魚屋さんに飛び込んで、初かつおをゲット。1匹下ろしてもらって、半身づつ分けました。

帰宅してから食べたひさしぶりのかつおは、やはりおいしかったです。

ちょっと天気は悪かったですが、なかなかいいドライブでした。